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Adobe Stockの詳細
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | Adobe Stock |
運営 | Adobe Inc. |
素材タイプ | 写真、イラスト、ビデオ、3Dデータ、テンプレート |
素材数 | 3億8千万点以上 |
ファイル形式 | JPEG, EPS, AI, MP4など |
料金体系 | 有料(サブスクリプション型/単品購入型) |
商用利用 | 可能 |
主な特徴 | Adobe製品との連携、AI搭載検索、豊富な素材 |
特徴・ポイント
Adobe Stockは、世界的なクリエイティブソフトウェア企業Adobeが提供する総合ストックフォトサービスです。3億8千万点を超える膨大な素材数と、Adobe製品とのシームレスな連携が最大の特徴で、クリエイティブな制作現場において欠かせないツールとなっています。
Adobe製品との完全統合
Adobe StockはPhotoshop、Illustrator、InDesignなどのAdobe Creative Cloudアプリケーションと完全に統合されています。アプリケーション内から直接素材を検索、プレビュー、ライセンス取得、配置までができるため、外部サイトを行き来する必要がなく、ワークフローを中断せずに作業を続けることができます。また、編集中の低解像度のプレビュー画像を、ライセンス取得後に高解像度の画像に自動的に置き換える機能も備えています。
多様で高品質な素材コレクション
写真やイラストだけでなく、ベクター画像、動画、3Dアセット、テンプレート、オーディオなど、あらゆるクリエイティブプロジェクトに対応する多様な素材を提供しています。特にプロカメラマンやデザイナーが制作した高品質なコンテンツが充実しており、商業利用にも安心して使用できます。プレミアムコレクションでは、厳選された特に質の高い素材を取り揃えています。
AI技術を活用した検索機能
Adobe Senseiと呼ばれる人工知能技術を搭載し、視覚的類似性に基づいた検索や、自然言語による検索をサポートしています。例えば、特定の色が使われている画像だけを検索したり、画像の一部をアップロードして類似した素材を見つけ出すことも可能です。また、「メインの被写体を左に配置した写真」といった構図の指定もできるため、目的の素材を素早く見つけることができます。
利用シーン
Adobe Stockは様々なクリエイティブプロジェクトにおいて活用できます。代表的な利用シーンをご紹介します。
Webデザイン・制作
Webサイト、バナー、SNS広告などのデジタルマーケティング素材の制作において、高品質な写真やイラスト、アイコン素材を活用できます。Adobe XDとの連携により、Webデザインのワークフローをスムーズに進めることができます。特にサイト制作の初期段階でのモックアップ作成や、クライアントへのプレゼンテーション用素材として重宝します。
印刷物・出版物制作
雑誌、書籍、カタログ、パンフレットなどの印刷物制作において、高解像度の写真やイラスト素材を活用できます。InDesignとの連携により、レイアウト作業中に素材を検索・配置することができ、効率的な制作が可能です。商業印刷に必要な高品質な素材が豊富に揃っているため、プロフェッショナルな印刷物の制作に適しています。
映像制作・モーションデザイン
テレビCM、YouTube動画、企業VP、プロモーション映像などの映像制作において、高品質な動画素材やアフターエフェクト用のテンプレートを活用できます。Premiere ProやAfter Effectsとの連携により、編集作業中に必要な素材をすぐに取り込むことができます。音楽素材も提供されているため、映像と音のトータルコーディネートも可能です。
補足情報
ライセンスと料金プラン
Adobe Stockでは、単品購入とサブスクリプションの2つの料金体系を提供しています。単品購入では1点から必要な素材を購入できる一方、定期的に素材を使う場合はサブスクリプションがお得です。個人向け、チーム向け、企業向けなど、様々なニーズに合わせたプランが用意されています。また、すべての素材は標準ライセンスと拡張ライセンスから選択でき、拡張ライセンスでは印刷部数の制限なしや商品への使用も可能になります。
Adobe Stock無料トライアル
Adobe Stockでは、初めてのユーザー向けに10点の素材をダウンロードできる無料トライアルを提供しています。これにより、実際の制作現場での使用感を確かめてから本契約を検討することができます。無料トライアル中にダウンロードした素材は、トライアル終了後も継続して使用することができます。
素材の独占利用について
Adobe Stockの素材は通常、非独占的な使用権を提供していますが、特定のプロジェクトやブランディングのために素材の独占利用が必要な場合、「Adobe Stock Premium」を通じて独占的なライセンス交渉も可能です。企業のブランドイメージを守るために、競合他社が同じ素材を使用できないようにするケースなどに活用されています。