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Visual Studio Codeの詳細
Visual Studio Codeとは
項目 | 内容 |
---|---|
開発元 | Microsoft |
種類 | コードエディタ |
対応OS | Windows、macOS、Linux |
利用料金 | 無料 |
最新バージョン | 1.88.0 (2025年3月リリース) |
公式サイト | https://code.visualstudio.com/ |
特徴・ポイント
Visual Studio Code(VSCode)は、Microsoft社が開発した無料で高機能なコードエディタです。プログラミング言語や開発環境を問わず、多彩な機能と高いカスタマイズ性を備え、世界中の開発者に広く利用されています。
軽量で高速な動作
VSCodeは「Electron」や「TypeScript」を用いて開発されており、モダンなエディタに必須の機能を一通り備えながらも、非常に高速に動作します。大規模なソフトウェアプロジェクトでもスムーズなパフォーマンスを提供し、起動時間が短いため素早く作業を開始できます。
マルチプラットフォーム対応
Windows、macOS、Linuxの主要なオペレーティングシステムで動作し、各プラットフォーム間で一貫した使用感を提供します。開発環境の違いに関わらず、同じツールで効率的に作業できるため、チーム開発やクロスプラットフォーム開発に適しています。
豊富な拡張機能
VSCodeの真の魅力は膨大な拡張機能のエコシステムにあります。マーケットプレイスでは何千もの拡張機能が提供されており、プログラミング言語のサポート、デバッグツール、テーマ、Git連携、AI支援機能など、必要に応じて機能を追加できます。
利用シーン
ウェブ開発
HTML、CSS、JavaScript、TypeScriptなどのウェブ技術に対応した多数の拡張機能を活用できます。シンタックスハイライト、コード補完、リアルタイムプレビューなどの機能により、ウェブ開発の生産性が大幅に向上します。
バックエンド開発
Python、Java、C#、GoなどさまざまなバックエンドプログラミングにおいてもVSCodeは強力なツールです。各言語専用の拡張機能によるコード補完やデバッグ機能を活用でき、APIやサーバーサイドの開発をスムーズに進められます。
クロスプラットフォーム開発
統合ターミナルやDocker、Kubernetesとの連携機能により、クロスプラットフォームアプリケーションの開発環境として最適です。ローカル開発からクラウドデプロイまでをシームレスに行える拡張機能が揃っています。
主要機能
高度なコード編集
インテリジェントなコード補完、リアルタイムエラー検出、コード整形など、効率的なコーディングをサポートする機能が豊富に搭載されています。スニペット機能でよく使うコードパターンを簡単に挿入できます。
強力なデバッグ機能
ブレークポイントの設定、変数の監視、コールスタックの確認、ステップ実行など、プログラムの動作を詳細に追跡できる高度なデバッグ機能を備えています。多くのプログラミング言語でデバッグがサポートされており、問題の特定と解決が容易になります。
Git連携
ビルトインのGitサポート機能により、コマンドラインを使わずにGitの操作が可能です。変更の追跡、ブランチ管理、コミット、プッシュなどをVSCode内で完結でき、バージョン管理が効率化されます。
AI支援機能
GitHub Copilotなどの拡張機能により、AIを活用したコード補完や提案機能を利用できます。2025年にはGPT-4oモデルをベースにした高度な支援機能が追加され、開発効率の向上が期待できます。
カスタマイズ性
テーマ、キーバインド、設定などを細かくカスタマイズでき、自分の好みや作業スタイルに合わせた開発環境を構築できます。ユーザー設定はJSON形式で管理され、設定の共有や移行も容易です。
補足情報
リモート開発機能
リモートマシンやコンテナ内のコードに直接アクセスして編集できるリモート開発機能が提供されています。チームでの共同開発や複雑な開発環境の構築が簡単になります。
Zen Mode(禅モード)
サイドバーやステータスバーなどのUI要素をすべて隠し、エディタ部分を全画面表示にすることで、コーディングに集中できるモードを備えています。長時間のコーディングセッションでも集中力を維持できます。