Unsplashとは

Unsplashは世界中のフォトグラファーによる、トップクラスに高品質な写真を無料で利用できるサイトです。600万点以上の写真が利用可能で、会員登録やクレジット表記なしでも商用利用できることが特徴です。2021年にGetty Imagesに買収されましたが、無料利用のビジネスモデルは維持されています。

特徴・ポイント

Unsplashの最大の特徴は、プロフェッショナルレベルの高品質写真を完全無料かつシンプルなライセンスで利用できることです。ブログ、Webサイト、SNS、印刷物など、あらゆるプロジェクトで利用可能です。

独自のUnsplashライセンス

Unsplashライセンスは、クリエイティブ・コモンズよりもさらに制限が少ないライセンス形式です。写真のクレジット表記は必須ではありませんが、写真家への敬意を示す意味で表記することが推奨されています。写真の改変、合成、販売も許可されています。

高品質な写真コレクション

モデル撮影、風景、自然、建築物、ビジネス、料理など様々なカテゴリの写真が揃っています。プロフェッショナルな写真家による投稿が多く、商業利用にも耐えうる高解像度かつ高品質な写真が中心です。

強力な検索機能

キーワード検索だけでなく、色調や向き（縦/横）での絞り込みも可能です。また、AIを活用した関連写真の提案機能も実装されているため、求めている雰囲気の写真を簡単に見つけることができます。

利用シーン

Unsplashの写真は様々なシーンで活用できます。特に以下のようなケースでの活用が多いです。

Webデザイン・ブログでの活用

Webサイトやブログのヘッダー画像、アイキャッチ、背景など、Webデザインのあらゆる場面で活用できます。高品質な写真を使うことで、サイトの印象を大きく向上させることができます。

マーケティング資料作成

プレゼンテーション資料、SNS投稿、広告素材などのマーケティング関連の制作物に最適です。商用利用可能なため、クライアントワークでも安心して使えます。

印刷物・商品デザイン

ポスター、チラシ、パンフレット、書籍の表紙、商品パッケージデザインなど、物理的な印刷物のデザインにも利用可能です。高解像度の写真が多いため、印刷品質にも対応しています。

補足情報

類似サービスとの違い

他の無料写真素材サイト（Pixabay、Pexelsなど）と比較すると、Unsplashは特に「アート性の高さ」と「トレンドを捉えた写真」が充実している点が特徴です。一方で、イラストや図解などのグラフィック素材は少ないため、そういった素材を探す場合は他のサービスと併用するのがおすすめです。

APIの提供

開発者向けにUnsplash APIも提供されています。自社サービスやアプリに写真検索・表示機能を組み込むことができるため、クリエイティブなアプリケーション開発にも活用されています。ただし、APIの商用利用には別途条件があるため、利用前に公式サイトで確認が必要です。